あいちスーパーイングリッシュハブスクール

第1回地区別研修を本校会場で実施しました(1031日金曜日)

■「あいちスーパーイングリッシュハブスクール」とは?

本校は、愛知県教育委員会が推進する「あいちグローバル人材育成事業」として先進的英語教育の拠点である「あいちスーパーイングリッシュハブスクール」に指定されています。これは、授業における言語活動を重視した指導方法の工夫・改善等を中心に、生徒の英語によるコミュニケーション能力を高めるとともに、小・中学校と高等学校との積極的な連携をすすめ、あらたな英語教育のしくみづくりと愛知県全体の英語力の向上を目指すもので、本校は尾東地区16校の拠点校です。

具体的な事業内容としては、公立大学法人愛知県立大学との連携による先進的な授業改善をすすめ、その取り組みを地区別研修(尾東地区16全ての高校が参加)にて公開授業として発表し、参加者全員による研究協議を経て、その成果を地区全体に普及・還元するとともに、瀬戸市内の小・中学校と本校との間でも相互の授業参観を実施し、合同研修会を開催したりするなど、指導の連続性を視野に入れながら新たな連携を模索しています。 

■「第1回地区別研修」報告

 1031日(金)本校を会場として、尾東地区16校(日進高校、瀬戸高校、瀬戸北総合
高校、瀬戸窯業高校、春日井高校、春日井西高校、春日井東高校、高蔵寺高校、春日井南高校、春日井工業高校、春日井工業高校、旭野高校、豊明高校、日進西高校、東郷高校、長久手高校、瀬戸西高校)から
22名の英語の先生方が参加し、愛知県教育委員会から高等学校教育課主査の森藤真言先生、助言者として愛知県立大学外国語学部教授宮浦國江先生からそれぞれ指導・助言をいただきました。

 当日は、本校教諭3名による「コミュニケーション英語T」「英語表現T」の公開授業が行われ、英単語かるた・英文構造把握のための特製ボード・英文理解のためのワークシート等を用いた言語活動の教材開発を提案しながら、@英文把握についての手だてA英文のインテイク(取り込み)についての手だてBインテイクした表現を用いた自己表現活動の準備と練習の手だて等の授業実践を発表しました。その後に行われた研究協議では、授業者への質疑応答に引き続き、各高校での授業への取り組み状況や情報交換など、予定の時間を大幅に超過して熱心に議論が繰り広げられました。最後に、助言者の先生方からは、新学習指導要領に基づいた授業実践のためのヒントや今後の課題をいただき散会となりました。